富士=普字の巻 第八帖

ひふみ神示より 

 【 富士=普字の巻 第八帖

 山は神ぞ、川は神ぞ、海も神ぞ、雨も神、風も神ぞ、天地みな神ぞ、草木も神ぞ、神祀れと申すのは神にまつらふことと申してあろが、神々まつりは合はすことぞ、皆何もかも祭りあった姿が神の姿、神の心ぞ。

みなまつれば何も足らんことないぞ、余ることないぞ。これが神国の姿ぞ、物足らぬ物足らぬと臣民泣いてゐるが、足らぬのでないぞ、足らぬと思ふてゐるが、余ってゐるのではないか、上(カミ)の役人どの、まづ神祀れ、神祀りて神心となりて神の政治せよ、戦などは何でもなくなる鳧ケリがつくぞ。

 

   八月十七日、(〇の中にゝ)の一二のか三。】

   

富士=普字の巻 第七帖

ひふみ神示より

 

【 富士=普字の巻 第七帖

 悪の世であるから悪の臣民世に出てござるぞ、善の世にグレンと引っ繰り返ると申すのは善の臣民の世になることぞ。

今は悪が栄えてゐるのざが、この世では人間の世界が一番おくれkてゐるのざぞ、草木はそれぞれに神のみことのまにまになってゐるぞ。

一本の大根でも一粒の米でも何でも貴くなったであろが、一筋の糸でも光出て来たであろがな、臣民が本当のつとめしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当とれまいがな、神が御礼申すほどに尊い仕事出来る身魂ぞ、殊に神の国の臣民みな、まことの光あらはしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目あいて居れんことになるぞ。

結構な血筋に生まれてゐながら、今の姿は何事ぞ、神はいつまでも待てんから、いつ気の毒出来るか知れんぞ。

戦恐れてゐるが臣民の戦位、何が恐いのぞ、それより己の心に巣くうてる悪のみたまが恐いぞ。

  八月十六日、〇(の中にゝ)のひつくのか三。】

 

 

富士=普字の巻 第六帖

ひふみ神示より

 

【 富士=普字の巻 第六帖

 今は善の神が善の力弱いから善の臣民苦しんでゐるが、今しばらくの辛抱ぞ、悪神総がかりで善の肉体に取りかからうとしてゐるからよほどフンドシしめてかからんと負けるぞ。

親や子に悪の神かかりて苦しい立場にして悪の思ふ通りにする仕組み立ててゐるから気をつけて呉れよ。

神の、も一つ上の神の世の、も一つ上の神の世の、も一つ上の神の世は戦済んでゐるぞ、三四五(ミヨイヅ)から567(ミロク)の世になれば天地光りて何もかも見えすくぞ。

八月のこと、八月の世界のこと、よく気つけて置いて呉れよ、いよいよ世が迫りて来ると、やり直し出来んと申してあろがな。

いつも剣の下にゐる気持ちで心ひき締めて居りて呉れよ、臣民口でたべる物ばかりて生きてゐるのではないぞ。

   八月の十五日、ひつく〇(の中にゝ)と〇(の中にゝ)のひつ九のか三しるさすぞ。】

ひふみ神示 富士=普字の巻 第四帖 五帖

ひふみ神示より

【富士の巻 第四帖

 一二三(ひふみ)の仕組が済みたら三四五(みよいづ)の仕組ぞと申してありたが、世の元の仕組は三四五の仕組から五六七(みろく)の仕組となるのぞ、五六七の仕組とは弥勒(みろく)の仕組のことぞ、獣と臣民とハッキリ判りたら、それぞれの本性出すのぞ、今度は万却末代のことぞ、気の毒出来るから洗濯大切と申してあるのぞ。

今度お役きまりたらそのままいつまでも続くのざから、臣民よくこの神示(ふで)よみておいて呉れよ。

    八月十三日、〇(〇の中にゝ)ひつくのか三。

 

 富士の巻 第五帖

 喰うものがないと申して臣民不足申してゐるが、まだまだ少なくなりて、一時は喰う物も飲む物もなくなるのぞ、何事も行(ぎょう)であるから喜んで行してくだされよ。

滝に打たれ、蕎麦粉喰うて行者は行してゐるが、断食する行者もゐるが、今度の行は世界の臣民みな二度とない行であるから、厳しいのぞ、この行出来る人と、よう我慢出来ない人とあるぞ、この行出来ねば灰にするより外ないのぞ、今度の御用に使ふ臣民はげしき行さして神うつるのぞ。

今の神の力は何も出ては居らぬのぞ。

この世のことは神と臣民と一つになりて出来ると申してあろがな、早う身魂みがいて下されよ。

外国は〇、神の国はゝと申してあるが、ゝは神ざ、〇は臣民ぞ、〇ばかりでも何も出来ぬ、ゝばかりでもこの世のことは何も成就せんのぞ、それで神かかれるやうに早う大洗濯して呉れと申してゐるのぞ、神急(せ)けるぞ、この御用大切ぞ、神かかれる肉体沢山要るのぞ。今度の行は〇を綺麗にする行ぞ、掃除出来た臣民から、よき御用に使って、神から御礼申して、末代名の残る手柄立てさすぞ。

神の臣民、掃除洗濯出来たらこの世の戦は勝つのぞ、今は一分もないぞ、一厘もないぞ、これで神国の民と申し江威張ってゐるが、足許からビックリ箱があいて、四ツん這ひになっても助からぬことになるぞ、穴掘りて逃げても、土もぐってゐても灰になる身魂は灰ぞ、

どこにゐても助ける臣民行って助けるぞ、神が助けるのでないぞ、神助かるのぞ、臣民も神も一緒に助かるのぞ、この道理よく腹に入れて呉れよ、この道理分かり多良神の仕組はだんだん分かりて来て、何といふ有難い事かと心だうつも春になるぞ。

   八月十四日の朝、 〇(〇の中にゝ)のひつ九の〇(〇の中にゝ)】

 

 

富士=普字の巻 第三帖

 ひふみ神示より

 

【  第三帖

 メリカもギリスは更なり、ドイツもイタリもオロシヤも外国はみな一つになりて神の国に攻め寄せて来るから、その覚悟で用意しておけよ。

神界ではその戦の最中ぞ。学と神力との戦いと申しておろがな、どこから何んなこと出来るか、臣民には分かるまいが、一寸先も見えぬほど曇りて居りて、それで神の臣民と思うてゐるのか、畜生にも劣りてゐるぞ。まだまだわるくなって来るから、まだまだ落ち沈まねば本当の改心出来ん臣民沢山あるぞ。玉とは御魂ぞ、鏡とは内に動く御力ぞ、剣とは外に動く御力ぞ、これを三種(ミクサ)の神宝(カムタカラ)と申すぞ。今は玉がなくなってゐるのぞ、鏡と剣だけぞ、それで世が治まると思うてゐるが、肝腎の真中ないぞ、それでちりちりばらばらぞ。アとヤとワの詞(四)の元要るぞと申してあろがな、この道理わからんか、剣と鏡だけでは戦勝てんぞ、それで早う身魂みがいて呉れと申してあるのぞ。

上下ないぞ、上下に引繰り返すぞ、もう神待たれんところまで来てゐるぞ、身魂みがけたら、何んな所で何んなことしてゐても心配ないぞ、神界の都にはあくが攻めて来てゐるのざぞ。

   八月の十二日、〇(〇の中にゝ)のひつくの〇(〇の中にゝ)。】

 

富士=普字の巻(全廿七帖) 

ひふみ神示より

 

【 富士の巻 第一帖

 道はいくらもあるなれど、どの道通っても、よいと申すのは、悪のやり方ぞ、元の道は一つぞ、初めから元の世の道、変わらぬ道があれば、よいと申してゐるが。どんなことしても我さへたてばよいように申してゐるが、それが悪の深き腹の一厘ぞ。

元の道は初めの道、神のなれる道、神のなかのゝなる初め、ゝは光の真中の〇(〇の中にゝ)は四の道、此の事、気のつく臣民ないなれど。[一が二]

わかる奥の道、身魂掃除すれば此のことわかるのざ、身魂磨き第一ぞ。

   八月十日、〇(〇の中にゝ)の一二〇(〇の中にゝ)

 

  第二帖

 か一の八マに立ちて、一(ヒ)れ二(フ)りて祓ひて呉れよ、ひつくの神に事へいている臣民、代る代るこの御役つとめて呉れよ。

今はわかるまいなれど結構な御役ぞ。この神示(フデ)腹の中に入れて置いてくれと申すに、言ふ事きく臣民少ないが、今に後悔するのが、よく分かりてゐるから神はくどう気つけて置くのぞ、読めば読むほど神徳あるぞ、どんな事でも分かる様にしてあるぞ、言ふこときかねば一度は種だけにして、根も葉も枯らして仕まうて、この世の大掃除せねばならんから、種のある内に気つけて呉れど、気づかねば気の毒出来るぞ。今度の祭典(マツリ)御苦労でありたぞ、神界では神々様大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ。此の大掃除一応やんだと安堵する。この時、富士(二二)鳴門がひっくり返るぞ。早やう改心して呉れよ。

   八月の十一日、〇(〇の中にゝ)のひつくの〇(〇の中にゝ)。】

 

ひふみ神示 下つ巻 第三十八帖

ひふみ神示より

 

【  第三十八帖

 富士は晴れたり日本晴れ、これで下つ巻の終わりざから、これまでに示したこと、よく腹に入れて呉れよ。神が真中で取次ぎ役員いくらでもいるぞ、役員はみな神柱ぞ。

国々、ところどころから訪ねて来るぞ、その神柱にはみつげの道知らしてやりて呉よ、日本の臣民みな取次ぎぞ、役員ぞ。

この方は世界中丸めて大神様にお目にかけるお役、神の臣民は世界一つに丸めててんし様に献げる御役ぞ。

この方とこの方の神々と、神の臣民一つとなりて世界丸める御役ぞ。

神祀りて呉れたらいよいよ仕組知らせる神示(フデ)書かすぞ、これからが正念場ざから、ふんどし締めてかかりて呉れよ。

秋立ちたら神烈しくなるぞ、富士は晴れたり日本晴れ、てんし様の三四五(ミヨイズ)となるぞ。

    八月の三日、ひつくのか三。    】