神社仏閣 サムハラさま
サムハラさま をまとめてみました。
2017.4.5 身代わりお守り(サムハラ) 雷山千如寺大悲王院
以前、大阪のサムハラ神社を検索していて、福岡県糸島市の 雷山千如寺大悲王院 (らいざんせんにょじだいひおういん)にも、サムハラ御守りがあると知りました。
雷山千如寺はとても有名で、「雷山といえば大かえで」は知っていましたが、身代わり御守りのことは知りませんでした。以前、TVでも紹介されてたそうですね。
今回、サムハラさま繋がりでご挨拶をと思いましたし、前から「糸島は伊勢志摩の元だ」という方もいて、いつか行こうと思っていてやっと行けました。
【雷山身代り御札(サムハラ)(交通安全守)
当山開創清賀仙人千七百数十年前より伝わる秘符のお守り(サムハラ)を
肌身はなさず護持していると一切の災難を除かれ、恒に加護し給ふと
この秘符守は十転化の功徳あり祝福の義あり、転化の意ありと曰く
『悪を転じて善と化す。邪を転じて正と化す。愚を転じて賢と化す。
貧を転じて富と化す。賤を転じて貴と化す。乱を転じて治と化す。
危を転じて安と化す。禍を転じて福と化す。迷を転じて悟と化す。
痴を転じて仏と化す。』以上十転変化。施無畏印儀軌に依る 】
門を入ると、右手にある建物で拝観料400円を。千手観音堂・開山堂・開山堂横の五百羅漢を参拝できます。(パンフレットをいただけます。御守り、ご朱印(300円)はこちらでも、観音堂でもいただけます。)
門の左手がお手洗い。手水舎で手と口を清めて入ります。
中に入り、福岡県指定天然記念物である樹齢約400年といわれる大楓や、室町時代作庭の心字庭園を見ながら、階段を上ります。
見た目より昇りやすいです。
観音堂は外からでも急な階段を上れば行けますが、私は拝観料を払ってお庭を見ながら行くのがお勧めです。観音堂の外の木彫りも立派で、趣があります。
観音堂の中に入ると受付があります。特別祈願は3000円からとありましたが、お札をいただかなければ1000円だそうです。(紙のお札もありましたが、いくらかはきいていません。)
ここで身代わり御守りサムハラ(500円)を購入。本堂に案内され、一本の白樺から彫られた、約4.6mという巨大なご本尊十一面千手千眼観世音菩薩像の御開帳。わーって声が出るくらい優しくてお美しい。僧侶がお経をあげてくださり、観音堂・開山堂内の説明をしてくださりました。千本の手の掌には全て目がある千手千眼。十一面千手千眼観世音菩薩さまや多くの仏像をすぐ近くで拝見できます。とても美しい仏様が多くてビックリしました。美形ぞろいです。
十一面観音さまが特に好きで色々なお寺にお参りしましたが…、千如寺さん、すごいです。
そして外階段から開山堂へ。
階段の左手には五百羅漢さま。またまたわーって声が出ました。それぞれ表情の違う方々、みな優しいのです。ふわっとした感じです。
開山堂は、雷山千如寺開山堂の清賀上人坐像や美しい絵があり、五鈷杵、錫杖にも触れます。
千如寺のお線香 3種類ありました。
昔ながらの安心無添加。(防腐剤、結着剤、燃焼剤などの化学物質が無添加)
菊のご紋でおわかりのように、皇室ゆかりのお寺。聖武天皇によって勅願道場となって以来、歴代天皇より綸旨を賜り、天下の武将、豪族などが競って尊崇し、鎌倉幕府、足利、豊臣、大友、大内、黒田などの諸侯が祈願文を捧げたそうです。
そして、1km程先の雷(いかずち)神社へ。 来る途中に標識があったので、気になって行ってきました。なんとなくご縁を感じるので。(十一面観音、雷さまとくれば、スサノオさまニギハヤヒさま?)
雷神社には、神功皇后が三韓征伐の時、武内宿禰に命じて宝剣宝鏡を供えて祈願されたそうですね。孝安天皇の時代からずっと異国の襲来があって、仲哀天皇(神功皇后)の時にはついにこちらから攻めて行ったようですね。
実は、雷山に近付く頃に、パラパラっと小雨が降りました。ほんの一瞬の小雨は神社や神域に行く時によくあるので、「よく来たね」の歓迎の雨だと感じました。車を降りる頃にはピタッと止みます。いつも走行中は激しい雨でも、車に乗り降りする時はたいてい小雨になってくれるので助かります。
雷神社
調べてみると、
千如寺は江戸時代までは上宮、中宮、外宮の三宮を司っていた神仏習合の山だったけれど、明治維新の神仏分離令で、中宮(水火雷電神=雷神を祀る)にあった仲之坊が廃寺になり、本尊を始め全ての仏像、古文書等は大悲王院に移されたそうです。
ではでは。
2017.1.20 サムハラ神社 (大坂)
ご祭神はサムハラ大神。造化三神の天御中主大神、高産巣日大神、神産巣日大神の三柱の総称だそうです。
無傷無病、延命長寿の神さまで合気道の守護神とも言われています。境内には合氣道の道場もありました。
「」は漢字ではなく「神字」で、「不思議の4文字で、身を守る」と言われています。
大阪市西区立売堀、大阪府警第一方面機動警ら隊の横に鎮座されています。こじんまりとした神社ですが、大阪の強力なパワースポットとしても有名で、参拝者も多かったです。
入手困難の、身に付けているだけで難を逃れられると評判の指輪型の「御神環」はやはり品切れでした。また来なさいということかなと思いました。
正式参拝をお願いし、お札かお守りを選べたのでお札を頂き、別に銭型お守りを頂きました。
正式参拝のお下がり(というのでしょうか?)。お札はすでに神棚へ
銭型のお守り
宮司さんの心のこもった祝詞、美しい鈴の音…とてもとても良かったです。
さて、合氣道の事ですが、
植芝盛平開祖の最後の直弟子の書道家・山本光輝氏、物理学者の保江邦夫氏 の著書などからまとめてみますと、
・大東流の武田総角氏に習ったのは一ヶ月間。(自宅滞在は三年余り)
・大本の出口王仁三郎氏に見込まれ右腕になる。綾部で守護神 天之叢雲 サムハラ龍王に感応。出口氏から合氣道を名乗れと言われる。
・蒙古で匪賊に襲われ銃撃戦になるが弾よりも早く身をかわし当たらなかった
・同郷の九鬼隆治氏と出会う。すでに九鬼神流の免許皆伝を東京で受けていた植芝盛平氏は九鬼隆治氏から九鬼神流の秘奥を習う。
・植芝盛平開祖の合気道の最初の正式名称は、サムハラ龍王と九鬼神流を合わせた「九鬼武産(さむはら)合気道」
・関西でサムハラ合氣道を始める(播磨の高御位神宮~熊野本宮の道場)
・茨城県岩間に移り合気神社を建立(九鬼隆治氏を名誉宮司に招く)
・隠居後、岩間に籠るが大阪にはよく行き、九鬼神流時代の稽古仲間たちとサムハラ合気道の稽古を楽しんだ
と、こんな感じでしょうか。通説とはちょっと違うようですね。
2017.9.17 サムハラ神社 奥の院
岡山のサムハラ神社奥の院に行ってきました。とても清々しかったです。
いろいろリサーチしたのですが、うっかり忘れたこともあったので、いずれまた参拝することになると思います。(サムハラ神社奥の院では「三礼三拍手一礼」で、という説もあるようでしたが、ついつい。。。。)
この画像は境内の中から太陽を写したものです。神様?の姿が映る方もおられるようですが。。。。これは何でしょうかね?よくわかりませんが奇麗でしょう?
乗継ジョルダンのおかげで岡山駅から津山線で津山駅へ、津山駅で乗り継ぎ因美線で美作加茂駅へ。
☆ICカードが使えませんでした。津山駅で支払い証明をいただいて、岡山駅で取り消してもらいました。(窓口に駅員さんがいる駅なら取り消してもらえます。)
(津山駅はなかなかレトロな味のある駅でしたよ。SLも展示されていましたし、B'Zの稲葉さんの出身ということで看板?パネル?もありました。)
先に金毘羅神社に参拝する方がいいということで、JR美作加茂駅からタクシーで金毘羅神社のPへ。
事前にタクシー会社(両備、平和)は調べていたのですが、駅についたら、タクシーのりばの看板と「加茂タクシー」の電話番号 42-3020 入りのベンチがありました。加茂だから加茂タクシーの方が早いから良さそうと思いましたが、市外局番がなかったので、地元の人に聞いてかけると3分ほどでタクシー到着。
加茂タクシーさんの番号は 0868-42-3020
10分少々、1300円くらいで金毘羅神社の境内近くまで到着。(鳥居が2つあって、けっこう階段が厳しいということでした。)
他にも小さいお社が4~5社くらいあります。
金毘羅神社の奥に日詰山展望台」があり、その坂道を登れば小さなお社と、コンクリートのスペース(パワーが強いそうですが、私には全然わかりません)がありますが、先にサムハラ神社奥の院へ参拝しました。
車なら金毘羅神社までナビで行けば簡単でしょうが、JRとタクシーの場合は、因美線の本数が少ないのでジョルダンで調べて行かれるといいと思います。
列車に合わせてタクシーのお迎えをお願いするのをお勧めします。
今回、岡山 9:42→津山10:50 (乗継)11:35→ 美作加茂 12:03
帰りは美作加茂駅 13:34 の次は15:55 。
15:55で帰ろうと思っていましたが、私は、両社を参拝して展望台に登って写真を撮るには 13:34 で十分でした。
16時過ぎには岡山駅に着いたので、岡山城を散策して後楽園の外側の散歩道を歩きました。
岡山は興味深い神社が沢山ありますし、和気清麻呂公、法然上人、岡本天明氏や多くの重要な方の出身地やゆかりの地。とても興味深いです。
前々から観光バスで岡山を通過する時などに、ガイドさんが興味深い話をされたりして岡山の事が気になっていました。そして、2年位前から次は岡山かな?岡山を重点的に周るかもと、なんとなく思っていました。やっと時期が来たようです。
2011年3.11の直後から奈良を重点的に周りましたし、その前は出雲に何年も行っていました。なんとなく行きたくなるから。そして行きたい時は行けるのが不思議です。
しばらく、岡山編をお届けする予定ですが、手が空いて気が乗ったら書きますね♪
では。
おまけ
実は、和氣神社にも行ったのです。(次はたぶん和氣神社編をお届けします)そこで和気清麻呂公の像を見てビックリしました。
矢作直樹先生に見えたのです。いかがでしょうか?
皇居の外苑には、和気清麻呂公と楠木正成公(楠公)の銅像とがありますね。
皇居平川門近くの大手濠の中の小さな公園に(気象庁の前、地下鉄 東西線竹橋駅のすぐ近く)、文官の代表として和気清麻呂公の銅像が皇居の森を見据えて、皇居を護るように建っているのです。
矢作先生のイメージにピッタリ。