ひふみ神示 上つ巻 第三十三、第三十四、三十五帖

ひふみ神示より

【 第三十三帖 

 神の用意は済んでゐるのざから、民の用意早うして呉れよ、用意して早う祀りて呉れよ。

富士は晴れたり日本晴れと申すこと、だんだん分かりて来るぞ、神の名のついた石あるぞ、その石、役員に分けてそれぞれに守護の神つけるぞ、神の意思はお山にあるから、お山開いて呉れよ。

 ひつぐの民、みつぐの民、早う用意して呉れよ、神急けるぞ。

   七月二日、ひつくのか三。    

 

  第三十四帖

 何事も天地に二度とないことで、やり損なひしてならん多陀用幣流天地(たたよへるくに)の修理固成(かため)の終わりの四あけであるから、これが一番大切の役であるから、しくじられんから、神がくどう申してゐるのざ、神々さま、臣民みなきいて呉れよ。

 一二三(ひふみ)の御用出来たら三四五(みよいつ)の御用にかからなならんから、早う一二三の御用して呉れよ。

 何も心配ないから神の仕事をして呉れよ、神の仕事して居れば、どこにゐても、いざといふ時には、神がつまみ上げて助けてやるから、御用第一ぞ。

 一日(ひとひ)に十万の人死ぬ時来たぞ、世界中のことざから、気を大きく持ちてゐて呉れよ。

  七月の三日、ひつくのか三。 

 

 

  第三十五帖

 死んで生きる人と、生きながら死んだ人と出来るぞ。

神のまにまに神の御用して呉れよ、殺さなならん臣民、どこまで逃げても殺さなならんし、生かす臣民、どこにゐても生かさなならんぞ。

 まだまだ悪魔ほえらい仕組してゐるぞ、神の国千切りと申してあるが、喩へではないぞ、いよいよとなりたら神が神力出して上下引つくり返して神代に致すぞ、とはの神代に致すぞ。

 細かく説いてやりたいなれど、細かく説かねば分らん様では神国(しんこく)の民とは云はれんぞ。

 外国人には細かく説かねば分らんが、神の臣民には説かいでも分かる身魂授けてあるぞ、それで身魂磨いて呉れと申してあるのぞ、それとも外国人並にして欲しいのか、曇りたと申してもあまりぞ。

 何も心配いらんから、お山開いて呉れよ江戸が火となるぞ、神急けるぞ。

  七月の七日、ひつくのか三。 】