ひふみ神示 下つ巻 第二十九~第三十三帖

ひふみ神示より

【 第二十九帖

 神の土出ると申してありたが、土は五色の土ぞ、それぞれに国々、ところどころから出るのぞ。 白、赤、黄、青、黒の五つ色ぞ、薬のお土もあれば、喰べられるお土もあるぞ、神に供へてから頂くのぞ、何事も神からぞ。

   八月二日、一二”〇の中にゝ”)     

 

  第三十帖

 八のつく日に気つけて呉れよ、だんだん近づいたから、辛酉(カノトトリ)はよき日、よき年ぞ。冬に桜咲いたら気つけて呉れよ。

   八月二日 ひつくのかみ。

 

  第三十一日

 この神に供へられたものは、何によらん私することならんぞ、まゐりた臣民にそれぞれ分けて喜ばして呉れよ、臣民喜べば神も喜ぶぞ、神喜べば天地光りて来るぞ、天地光れば富士(ココ)晴れるぞ、富士は晴れたり日本晴れとはこの事ぞ。このやうな仕組でこの道ひろめて呉れよ、それが政治ぞ、経済ぞ、真通理(マツリ)ぞ、分かりたか。

    八月の三日ひつ九のか三。

 

  第三十二帖

 この道ひろめて金儲けしようとする臣民沢山に出て来るから、役員気つけて呉れよ役員の中にも出て来るぞ、金(カネ)は要らぬのざぞ、金いるのは今しばらくぞ、生命は国にささげても金は自分のものと頑張っている臣民、気の毒出来るぞ、何もかも天地へ引き上げぞと知らしてあること近づいて来たぞ、金かたきの世来たぞ。

     八月三日、一二”〇の中にゝ”。

 

  第三十三帖

 親となり子となり夫婦となり、兄弟(ハラカラ)となりて、生きかわり死にかわりして御用に使ってゐるのぞ、臣民同志、世界の民、みな同胞(ハラカラ)と申すのは喩でないぞ、血がつながりてゐるまことの同胞ぞ、はらから喧嘩も時によりけりぞ、あまり分からぬと神も堪忍袋の緒切れるぞ、何んな事あるか知れんぞ、この道の信者は神が引き寄せると申せば役員ふところ手で居るが、そんなことでこの道開けると思ふか。一人が七人の人に知らせ、その七人が済んだら、次の御用にかからすぞ、一聞いたら十知る人でないと、この御用つとまらんぞ、うらおもて、よく気つけよ。

 因縁の身魂はどんなに苦しくとも勇んで出来る世の元からのお道ぞ。七人に知らしたら役員ぞ、神が命ずるのでない、自分から役員になるのぞと申してあろうがな、役員は神のぢきぢきの使ひぞ、神柱ぞ。

 肉体男なら魂(タマ)は女(オミナ)ぞ、この道十(ト)りに来る悪魔あるから気つけ置くぞ。

   8月の三日、ひつ九のか三。   】