ひふみ神示 第一巻 上つ巻 第四帖

【 急ぐなれど、臣民なかなかに言ふこときかぬから、言ふこときかねば、きく様にしてきかす。

神にはなにもかも出来てゐるが、臣民まだ眼覚めぬか、金(カネ)のいらぬ楽の世になるぞ。早く神祀りて呉れよ。神祀らねば何も出来ぬぞ。

表の裏は裏、裏がある世ぞ。神をだしにして、今の上の人がゐるから、神の力が出ないのぞ。お上に大神を祀りて政事(マツリゴト)をせねば治まらん。この神をまつるのは、みはらし台ぞ、富士みはらし台ぞ、早く祀りてみつげを世に広めて呉れよ。

早く知らさねば日本がつぶれる様なことになるから、早う祀りて神の申す様にして呉れ。神急けるよ。

上ばかりよくてもならぬ、下ばかりよくてもならぬ、上下揃うたよき世が神の世ぞ。

卍も一十もあてにならぬ、世界中一つになりて”〇の中にゝ”の国に寄せて来るぞ。それなのに、今のやり方でよいと思うてゐるのか、分からねば神にたづねて政事せねばならぬと云ふことまだわからぬか。

神と人とが交流(マツリ)合はしてこの世のことが、さしてあるのぞ。人がきかねば神ばかりで始めるぞ。神ばかりで洗濯するのは早いなれど、それでは臣民が可哀そうなから、臣民みなやり直さねばならぬから、気をつけてゐるのに何してゐるのざ、いつ何んなことがあっても知らんぞ、神祭第一、神祭結構。二三の木ノ花咲耶姫の神様を祀りて呉れよ。コハナサクヤ姫様も祀りてくれよ。

            六月十三の日、ひつくのか三          】

 

               「ひふみ神示」より引用