ひふみ神示 下つ巻 第二帖

ひふみ神示より

【 第二帖

 今度岩戸開く御用は、人の五倍も十倍も働く人でないとつとまらんぞ。

岩戸開くと申しても、それぞれの岩戸あるぞ、大工は大工の岩戸、左官左官の岩戸と、それぞての岩戸あるから、それぞれ身魂相当の岩戸開いて呉れよ。

 慾が出るとわからんことに、盲になるから、神、気つけるぞ、

神の御用と申して自分の仕事休むやうな心では神の御用にならんぞ、どんな苦しい仕事でも今の仕事十人分もして下されよ。

 神は見通しざから、つぎつぎによき様にしてやるから、慾出さず、素直に今の仕事致して居りて呉れよ、その上で神の御用して呉れよ。

 役員と申しても、それで食ふたり飲んだり暮らしてはならん、それぞれに臣民としての役目あるぞ、役員づらしたら、その日から代わりの身魂(もの)出すぞ、鼻ポキンと折れるぞ、神で食うて行くことならんから、呉れ呉れも気をつけて置くぞ。

  七月の三日 ひつ九のか三。 みなの者御苦労であったぞ。】