ひふみ神示 下つ巻 第十三帖
ひふみ神示より
【 第十三帖
逆立ちして歩くこと、なかなか上手になりたけれど、そんなこと長う続かんぞ。
あたま下で手で歩くのは苦しかろうがな、上にゐては足も苦しからうがな、
上下逆様と申してあるが、これでよく分かるであろう、足はやはり下の方が気楽ぞ、
あたま上でないと逆さに見えて苦しくて逆様ばかりうつるぞ、この道理分かりか。
岩戸開くとは、元の姿に返すことぞ、神の姿に返すことぞ。
三(みち)の役員は別として、あとの役員のおん役は手、足、目、鼻、口、耳などぞ。
人の姿見て役員よく神の心悟れよ、もの動かすのは人のような組織でないと出来ぬぞ。
この道の役員はおのれが自分でおのづからなるのぞ、それが神の心ぞ。
人の心と行ひと神の心が融けたら、それが神の国のまことの御用の役員ぞ、このどおり分かりたか。
この道は神の道ざから、神心になると直ぐ分かるぞ、金銀要らぬ世となるぞ。
御用うれしくなりたら神の心に近づいたぞ、手は手の役、うれしかろうがな、
足は足の役、うれしかろがな、足はいつまでも足ぞ。手はいつまでも手ぞ、それがまことの姿ぞ、逆立ちして手が足の代わりしてゐたからよく分かりたであろうがな。
いよいよ世の終わりが来たから役員気つけて呉れよ。神代近づいてうれしいぞよ。
日本は別として世界七つに分けるぞ、今に分かりて来るから、静かに神の申すこと聞いて置いて下されよ。
この道は初め苦しいが、だんだんよくなる仕組ぞ、わかりた臣民から御用つくりて呉れよ、御用はいくらでも、どんな臣民にでも、それぞれの御用あるから、心配なくつとめて呉れよ。
七月の十八日の夜、ひつくのか三。 】