ひふみ神示 下つ巻 第二十七帖

ひふみ神示より

【 この方は、祓戸の神とも現はれるぞ。この方祀るのは富士に三と所、?海に三と所、江戸にも三と所ぞ、奥山、中山、一の宮ぞ。

富士は、榛名に祀りて呉れて御苦労でありたが、これは中山ぞ、一の宮と奥の山にまた祀らねばならんぞ、?海の仕組も急ぐなれどカイの仕組早うさせるぞ。江戸に三と所、天明の住んでいるところ奥山ぞ。あめのひつくの家、中山ぞ、此処が一の宮ざから気つけて置くぞ。

 この方祀るのは、真中に神の石鎮め、そのあとにひもろぎ、前の右左にひもろぎ、それが「あ」と「わ」ぞ、そのあとに三つ七五三とひもろ木立てさすぞ。少しはなれて四隅にイウエオの言霊石置いて呉れよ。鳥居も注連(シメ)もいらぬと申してあろがな、このことぞ。この方祀るのも役員の仕事も、この世の組立ても、みな七七七七と申してきかしてあるのには気がまだつかんのか、臣民の家に祀るのは神の石だけでよいぞ、天のひつくの家には、どこでも前に言ふ様にして祀りて呉れよ。

江戸の奥山には八日、秋立つ日に祀りて呉れよ、中山九日、一の宮には十日に祀りて呉れよ。気つけてあるのに神の神事(フデ)よまぬから分からんのぞ、このこと、よく読めば分かるぞ。今の様なことでは神の御用つとまらんぞ、正直だけでは神の御用つとまらんぞ。裏と表とあると申して気つけてあろがな、シッカリ神示読んで、スキリと腹に入れて呉れよ。よむたび毎に神が気つける様に声出してよめば、よむだけお蔭あるのぞ。

   七月三十一日、一二(〇の中にゝ)。」