富士=普字の巻 第九帖

ひふみ神示より

【 富士=普字の巻 第九帖

 

 神界は七つに分かれてゐるぞ、天つ国三つ、地(ツチ)の国三つ、その間に一つ、天国が上中下の三段、地国も上中下の三段、中(チウ)界の七つぞ、その一つ一つがまた七つに分かれてゐるのぞ、その一つがまた七つずつに分かれてゐるぞ。

今の世は地獄の二段目ぞ、まだ一段下あるぞ、一度はそこまで下がるのぞ、今一苦労あると、くどう申してあることは、そこまで落ちることぞ、地獄の三段目まで落ちたら、もう人の住めん所ざから、悪魔と神ばかりの世にばかりなるのぞ。

この世は人間にまかしてゐるのざから、人間の心次第ぞ、しかし今の臣民のやうな腐った臣民ではないぞ、いつも神かかりてゐる臣民ぞ、神かかりと直ぐわかる神かかりではなく、腹の底にシックリと神鎮まっている臣民ぞ、それが人間の誠の姿ぞ。

いよいよ地獄の三段目に入るから、その覚悟でゐて呉れよ、地獄の三段目に入ることの表は一番の天国に通ずることぞ、神のまことの姿と悪の見られんさまと、ハッキリ出てくるのぞ、

神と獣と分けると申してあるのはこのことぞ。何事も洗濯第一。

   八月の十八日、(〇の中にゝ)の一二(〇の中にゝ)。】