ひふみ神示 天つ巻 第十九~二十二帖

ひふみ神示より

  第十九帖
 
神の力が何んなにあるか、今度は一度は世界の臣民に見せてやられば納まらんのざぞ、世界ゆすぶりて知らせねばならん様になるなれど、少しでも弱くゆすりて済む様にしたいから、くどう気つけてゐるのざぞ、ここまで世が迫りて来てゐるのぞ、まだ目醒めぬか、神は何うなっても知らんぞ、早く気つかぬと気の毒出来るぞ、その時になりては間に合はんぞ。
     八月七日、一二〇(ゝ)。

 
   第二十帖

 神の世と申すのは、今の臣民の思ふてゐるやうな世ではないぞ、金(きん)は要らぬのざぞ、お土からあがりたものが光りて来るのざぞ、衣類たべ物、家倉まで変わるのざぞ。草木も喜ぶ政治と申してあらうがな、誰でもそれそれに先の分かる様になるのぞ。お日様もお月様も海も山も野も光り輝いて水晶の様になるのぞ。
悪はどこにもかくれること出来ん様になるのぞ、ばくち、しょうぎは無くす致すぞ。雨も要るだけ降らしてやるぞ、風もよきやうに吹かしてやるぞ、神をたたえる声が天地にみちみちてうれしうれしの世となるのざぞ。
     八月の七日、ひつ九のか三ふで。


   第二十一帖

 みろく出づるには、はじめ半ばは焼くぞ、人、二分は死、みな人、神の宮となる。
西は戦争(いくさ)しつくし、神世とひらき、国毎に一二三(ひふみ)、三四五(みよいづ)、たりて百千万(ももちよろず)、神急ぐぞよ。
          八月七日、ひつくのかみふみぞ。


    第二十二帖

  十柱の世の元からの活神様御活動になりてゐること分かりたであろうがな、けものの入れものには分かるまいなれど、神の臣民にはよく分かりてゐる筈ぞ。まだだんだんに烈しくなりて外国の臣民にも分かる様になれて来るのざぞ。その時になりて分かりたのではおそいおそい、早う洗濯いたして呉れよ。

    八月の九日、ひつ九のか三。