ひふみ神示 地(九二)つ巻 第十五帖 第十六帖

 ひふみ神示より

 

   土つ巻 第十五帖

 

 神の国のカミの役員に判りかけたらバタバタに埒つくなれど、学や智恵が邪魔してなかなかに判らんから、くどう申しているのざぞ。臣民物言はなくなるぞ、この世の終わり近づいた時ぞ。石物いふ時ぞ。神の目には外国もやまともないのざぞ。みなが神の国ぞ。七王(ななおう)も八王(やおう)も作らせんぞ、一つの王で治めさすぞ。てん詞様が世界みそなはすのざぞ。世界中の罪負ひておはします素戔雄の大神様に気付くかんか、盲つんぼばかりと申してもあまりでないか。

     九月の二十三日、ひつ九のか三。

 

 

   第十六帖

 神が臣民の心の中に宝いけておいたのに、悪にまけて汚して仕まうて、それで不足申してゐることに気づかんか。

一にも金、二にも金と申して、人が難儀しようがわれさへよけらよいと申してゐるでないか。それはまだ良いのぞ、神の面かぶりて口先ばかりで神さま神さまてんしさまてんしさまと申したり、頭下げたりしてゐるが、こんな臣民一人もいらんぞ、いざと云ふときは、尻に帆かけて逃げ出す者ばかりぞ、犬猫は正直でよいぞ、こんな臣民は今度は気の毒ながらお出直しぞ、神の申したこと一分一厘ちがはんのざぞ、その通りになるのざぞ。 うへに唾きすればその顔に落ちるのざぞ、時節ほど結構なこわいものないぞ、時節来たぞ、あはてずに急いで下されよ、世界中うなるぞ、陸が海となるところあるぞ。

今に病神の仕組にかかりてゐる臣民苦しむ時近づいたぞ、病はやるぞ、この病は見当とれんぞ、病になりてゐても、人も分からねばわれも分からん病ぞ、今に重く成りて来ると分かりて来るが、その時では間に合はん、手おくれぞ。 この方の神示(ふで)よく腹に入れて病追ひ出せよ、早うせねばフニヤフニヤ腰になりて四ツん這ひで這ひ廻らなならんことになると申してあらうがな、神の入れものわやにしてゐるぞ。

       九月二十三日、ひつ九のか三。