富士=普字の巻(全廿七帖) 

ひふみ神示より

 

【 富士の巻 第一帖

 道はいくらもあるなれど、どの道通っても、よいと申すのは、悪のやり方ぞ、元の道は一つぞ、初めから元の世の道、変わらぬ道があれば、よいと申してゐるが。どんなことしても我さへたてばよいように申してゐるが、それが悪の深き腹の一厘ぞ。

元の道は初めの道、神のなれる道、神のなかのゝなる初め、ゝは光の真中の〇(〇の中にゝ)は四の道、此の事、気のつく臣民ないなれど。[一が二]

わかる奥の道、身魂掃除すれば此のことわかるのざ、身魂磨き第一ぞ。

   八月十日、〇(〇の中にゝ)の一二〇(〇の中にゝ)

 

  第二帖

 か一の八マに立ちて、一(ヒ)れ二(フ)りて祓ひて呉れよ、ひつくの神に事へいている臣民、代る代るこの御役つとめて呉れよ。

今はわかるまいなれど結構な御役ぞ。この神示(フデ)腹の中に入れて置いてくれと申すに、言ふ事きく臣民少ないが、今に後悔するのが、よく分かりてゐるから神はくどう気つけて置くのぞ、読めば読むほど神徳あるぞ、どんな事でも分かる様にしてあるぞ、言ふこときかねば一度は種だけにして、根も葉も枯らして仕まうて、この世の大掃除せねばならんから、種のある内に気つけて呉れど、気づかねば気の毒出来るぞ。今度の祭典(マツリ)御苦労でありたぞ、神界では神々様大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ。此の大掃除一応やんだと安堵する。この時、富士(二二)鳴門がひっくり返るぞ。早やう改心して呉れよ。

   八月の十一日、〇(〇の中にゝ)のひつくの〇(〇の中にゝ)。】