ひふみ神示 下つ巻 第三十五帖 第三十六帖

 ひふみ神示より

ひふみ神示 下つ巻 第三十五帖

 

 何もかも持ちつ持たれつであるぞ、臣民喜べば神も喜ぶぞ、金では世は治まらんと申 してあるのにまだ金追うてゐる醜しい臣民ばかり、金は世をつぶす本ぞ、臣民、世界の草木まで喜ぶやり方は ”〇の中にゝ” の光のやり方ぞ。

 臣民の生命も長うなるぞ、てんし様は生き通しになるぞ、御玉体(おからだ)のままに神界に入られ、またこの世に出られる様になるぞ、死のないてんし様になるのぞ、それには今のやうな臣民のやり方ではならんぞ、今のやり方ではてんし様に罪ばかりお着せしてゐるのざから、このくらい不忠なことないぞ、それでもてんし様はおゆるしになり、位までつけて下さるのぞ、このことよく改心して、ひとときも早く忠義の臣民となりて呉れよ。

     八月の三日、ひつ九の”〇の中にゝ”。

 

 第三十六帖

 神をそちのけにしたら、何も出来上がらんやうになりたぞ。国盗りに来てグレンと引繰り返りて居ろうがな、それでも気づかんか。

一にも神、二にも神、三にも神ぞ、一にも天詞様、二にも天詞様、三にも天詞様ぞ。

この道つらいやうなれど貫きて呉れよ、だんだんとよくなりて、こんな結構なお道かと申すやうにしてあるのざから、何もかもお国に献げて自分の仕事を五倍も十倍も精出して呉れよ。

 戦位何でもなく終わるぞ。今のやり方ではとことん落ちて仕まうぞ、神くどう気づけて置くぞ、国々の神様、臣民さま改心第一ぞ。

  八月三日、ひつ九のか三。

                                    】